事業内容

    CRICは、以下のような、著作権等に関する多様な事業を展開しています。

    I.講演会等の開催

    講演会の様子

    講演会等は、著作権制度についての情報を直接耳にすることにより学ぶことができるという点で有意義であり、また講師に質問することなどによって疑問点等を解消することもできる貴重な場です

    1. 月例著作権研究会――8月を除く毎月、学者、弁護士や裁判官等を講師にお招きし、著作権制度に関する研究成果やその実務に関する最新動向、裁判例等を紹介していただく講演会です。CRICが最も古くから実施している活動のひとつであり、その講演録は月刊「コピライト」に掲載されて広く読まれており、様々な解説書や論文でもしばしば引用されております。
    2. 著作権ビジネス講座――著作権等の実務に関するテーマを設定し、そのテーマに沿って、理論、実務、裁判例、契約等の論点や課題を主に実務家の方々に紹介することを目的に、毎年、関東地区と関西地区において2日間の日程で開催している研修会です。著作権制度の基礎的な内容を半日で学んでいただくコースも設定しております。
    3. 著作権特別講演会――著作権制度の中心には著作権法等の法令があり、これらの法令は制度をとりまく状況の変化に伴い毎年のように改正されております。著作権制度をめぐる行政の中心にある文化庁の著作権課長を講師にお迎えし、その最新動向を広く知っていただくことを目的に開催している講演会であり、毎年8月に開催しております。

    II.定期刊行物、書籍、資料等の発行

    定期刊行物、書籍、資料等の発行

    著作権制度に関する情報提供の一環として、研究者、実務家、一般市民、児童・生徒向けに、以下のような定期刊行物、書籍および資料等を発行しています。

    1. 著作権情報誌・月刊「コピライト」――1961年以来発行し続けており、会員等に配付しております。月例著作権研究会や著作権特別講演会の講演録、論文、判例解説、国内外ニュース、Q&A等、著作権制度に関する最新情報を掲載している日本で唯一の著作権専門月刊誌です。
    2. 著作権等に関する書籍――1974年以降発行し続けており、いくつかを紹介しますと、「著作権法逐条講義」(加戸守行著)は、現行著作権法の起草者によって執筆された著作権法についての逐条解説であり、研究者や実務家にとっては必読書と評価されております。2011年に発刊した「著作権Q&A100」(早稲田祐美子著)は、月刊「コピライト」の読者のページに掲載しているQ&Aから厳選した質問をまとめたもので、全体を通して読んでいただくことにより著作権制度全体について理解していただけるように構成されております。このほか、基本書として「著作権法入門」(文化庁編著)、「著作権関係法令集」(著作権法令研究会編)などを、また、コンテンツビジネスに係る実務家向の解説書として「エンタテインメントと著作権シリーズ」などを発行しております。
    3. 著作権パンフレット――著作権制度を正しく理解していただくための資料として、テーマ別に各種パンフレットを作成しております。これらは、CRICホームページ上でご覧になることもでき、勉強会等のテキストにも適した内容です。

    III.著作権等に関する、情報収集、情報提供

    講演会等の開催や、定期刊行物、書籍、資料等の発行以外にも、以下のような様々な方法により著作権等に関する情報提供に努めております。

    コピーライトワールド Kids CRIC

    1. ホームページ

      (1)CRICホームページ――著作権関係法令、条約、外国著作権法令の翻訳や著作権法の立法・改正に係る審議会等報告、著作権Q&A、「はじめての著作権講座著作権って何?」等のPDF版、著作権関係文献データベース、著作権関係団体・機関リスト等の資料を公開しております。CRICが開催する講演会等や発行している書籍等の案内も掲載しております。

      (2)みんなのための著作権教室――児童・生徒に著作権制度への理解を深めていただくことを目的に、著作権制度についての簡単な解説や、著作権クイズ、著作権用語辞典等を掲載したWebサイトです。

      (3)「5分でできる著作権教育」「著作権教育実践事例」――学校教育段階において著作権制度についての知識を身につける必要性が高まっています。小・中・高等学校の先生方が著作権等に関する教育を行う際の一助となるよう、様々な教科のわずかな時間で著作権教育に取り組むことができる授業事例集や、実際に先生方が実践された事例をインターネットで公開しております。

    2. 相談室(著作権テレホンガイド)――著作権制度全般や著作物の利用に関する一般の方々からの質問などにお答えするため、無料で相談に応じております。
    3. 資料室――著作権を中心とした知的財産権に関する国内外の図書、逐次刊行物、論文、会報、調査研究報告書などの資料を多数収集し、広く一般の利用に供することを目的として設置した開架式の図書施設です。会員だけではなく、一般の方々にも無料でご利用いただけます。※2015 年4 月1 日より、資料室ご利用の方は、あらかじめご利用の日 時を、お電話( 03-5348-6030 ) または電子メール (shiryoshitsu@cric.or.jp(件名を「資料室利用希望」とし、お名前、 ご所属、ご利用希望日・時間を明記してください))でご連絡いただきますようお願いいたします。
    4. 著作権制度広報DVD――「著作権制度広報DVD」を作成し、無料で貸し出しています。著作権の勉強会や研修会、小・中学校・高等学校などの授業の補助教材として最適です。

    IV.調査研究

    1. 附属著作権研究所

      会員、学界、法曹界、行政機関など関連諸団体の協力を得て、著作権制度に関する調査研究の一層の充実を目的に1999年(平成11年)に設立した日本では唯一の専門的研究所です。各研究テーマごとに委員会を設置して研究を行い、その成果を研究叢書として発行しています。

      所長 加戸守行(前・愛媛県知事)
      運営委員
      斉藤博(新潟大学名誉教授)
      道垣内正人(早稲田大学法科大学院教授・弁護士)
      半田正夫(青山学院大学名誉教授)
      松田政行(弁護士)
      その他正会員団体から数名

      研究叢書既刊リスト(2010年度以降発刊分)

      No.25 「私的録画に関する実態調査」(2014.3)
      No.24 「著作権白書―著作権産業の側面からみて(第4集)」(2013.10)
      No.23 「著作権と表現の自由をめぐる諸問題 著作権と表現の自由委員会」(2013.3)
      No.22 「著作権法と不正競争防止法の交錯問題に関する研究」(2012.10)
      No.21 「著作権契約法現行コード」(2010.3)
      No.20 「知的財産に関するガワーズ・レビューに関する報告書」(2010.3)
    2. 著作権・著作隣接権論文募集

      次世代を担う著作権制度の研究者・専門家を支援・育成することを目的に1996年に開始しました。優秀論文は論文集としてまとめて発行しております。過去の入賞者の中には、著作権法学者や弁護士、実務家として現在活躍されていらっしゃる方も少なくなく、著作権制度について研究を行う若手研究者にとってひとつの目標となっております。

    V.国際協力・交流

    1. 著作権関係資料の翻訳・発行

      (1)外国著作権法などの翻訳――諸外国の著作権法を翻訳して「外国著作権法令集」として発行しています。

      (2)日本の著作権制度の海外への紹介――日本の著作権法の英訳(「COPYRIGHT LAW OF JAPAN」(和英対訳))、日本の著作権制度の英語解説(「COPYRIGHT SYSTEM IN JAPAN」)を英語版のホームページ上で公開しています。

    過去実施事業

    国際協力・交流 アジア・太平洋地域 著作権・著作隣接権セミナー(東京セミナー)
    著作権・著作隣接権に係るWIPOアジア・太平洋地域ハイレベル会合
    アジア地域著作権・著作隣接権のエンフォースメントに関する特別研修
    国際著作権奨学金支給
    アジア地域政府著作権担当責任者による特別講演会
    アジア・太平洋地域著作権・著作隣接権シンポジウム
    南太平洋地域サブリジョナル・セミナー、ナショナルセミナーへの講師派遣
    APACE事業(アジア地域著作権制度普及促進事業)への講師派遣
    JICA集団研修「著作権制度整備Ⅱ」
    日韓著作権フォーラム
    その他 留学生海外派遣「著作権・著作隣接権在外研修員」
    大阪府新任教員等著作権研修講座
    市民のための著作権講座
    著作権法100年記念事業
    東京国際ブックフェア出展
    図書館総合展出展
    CRICシンポジウム

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